ベニマンサクの紅に酔う「おおの自然観察の森」
台風27号28号の襲来前の好天に「おおの自然観察の森」にベニマンサクを観賞に出かける。それに大野権現山も
久しぶりだ。前に来た時はまだ紅葉の時期には早すぎたが今回はどうだろうか?
大野ICを降り、妹背の滝を左に見送り、渡瀬の貯水池手前を右折し、林道に入る。林道沿いにはあちこちにマッタケ
採りの車が駐車している。ここは自由にマッタケがとり放題らしい。
大野から最短コースの林道が合流する帆柱峠を過ぎると「おおの自然観察の森」の大きな駐車場に着く。4〜5台
の車が駐車している。登山だろうか?マッタケ採りの車だろうか?
駐車場の奥から未舗装の管理道に入るとベニマンサクの並木になる。日当たりのよいところは赤く色づいている。
管理センターで入園届けに記入して散策の開始。
モリアオガエルの池・シジュウカラの小径を過ぎるとおむすび岩の登山口がある。 さらにベニマンサク湖の湖畔を
回って北岸広場へ。この辺りのベニマンサクが一番紅葉している。辺り一面赤く染まるほど群生している。
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おおの自然観察の森駐車場 |
管理道のベニマンサクも色づいている |
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今日のハイキングコース 権現山からおむすび岩へ |
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案内板 |
管理センター |
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真っ赤に染まるベニマンサクの森 |
ベニマンサクの紅葉を楽しんだ後は権現山へハイキングだ。ベニマンサクの中を登っていくと登山口の標識がある。
登山口からは檜林の中を緩やかに登っていく。25分ほどで稜線の分岐に、ここを左に採ると大野権現山への道。山
腹を巻いて20分で山頂に着く。相変わらず傾いた社が崩れもせず建っている。山頂奥の大岩で数人の登山客が食
事中だ。左手の岩の裏からは大峰山が一際高く聳えているのが見える。右手の岩の裏からはベニマンサク湖や宮
島そして船倉山から烏帽子岩の稜線が一望出来る。
一遊びしたら来た道を引き返し、稜線の分岐を直進しておむすび岩に向かう。佐伯町への分岐を過ぎ、アップダウン
を何度か繰り返し登っていき、「烏帽子岩・船倉山」の控えめな標識が立つ分岐を直進すると間もなくおむすび岩に
到着する。
おむすび岩の後ろに広がる宮島や瀬戸内海の島々を見ながら昼食にする。平日だというのに次々登山者が上がっ
てくる。しばらくおむすび岩で遊んだあと、烏帽子岩分岐まで戻り、上峠十字路に向け急坂を下っていく。
十字路から佐伯町上峠に下る道は倒木に塞がれ通れそうも無い。今、踏み跡のしっかりしているうちに登山道を整
備して欲しいものだ。
観察センターへの道はカヤが茂っているが道幅も広く、平坦な道で問題は無い。暫く歩くとカヤも無くなり快適な渓
流沿いの道がベニマンサクの自生地に繋がっている。上峠十字路から30分の快適な散歩道だ。
PM2:00 駐車場に帰ってきた。この時間でもベニマンサクを見に訪れる人が多いのにはびっくり。
ベニマンサクと登山を十分楽しんだ一日だった。
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大野権現山登山口 |
稜線の分岐 |
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汗で濡れた服を乾かしながら |
シロモジも少し色づきかけている |
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急な岩場がくれば山頂は近い |
去年の巣 立派な巣も一年で捨てるらしい |
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権現山山頂(699.5m) 傾いた社は今も健在 |
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山頂奥の岩場で昼食する登山者 |
山頂岩場からの眺め 海の向かいは宮島 |
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尾根道をおむすび岩へ |
佐伯町への分岐(権現山から1.4km) |
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烏帽子への分岐 (帰路はこの道へ) |
おむすび岩から大野権現山を振り返る |
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再びおむすび岩の上に立つ副隊長 |
押せば動くおむすび岩 |
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上峠十字路 |
佐伯町上峠方面の下山道
倒木にふさがれた道、踏み跡はしっかりしているが・・・・ |
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峠からの広い道はススキが茂っている |
紅葉ももうすぐ本番 |
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気持ちの良い道 |
ベニマンサク |
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ベニマンサクの自生地に帰ってきた ここの紅葉はもう少し先 |
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もう一度、権現山・おむすび岩を振り返り駐車場へ |
ひとこと:ベニマンサクとハイキング、楽しい一日だった!・ |